
昨日のECB理事会について~結局ユーロの戻り売りとなる
昨日ECB理事会後のドラギ総裁の会見についてまとめて
みたいと思います。
最初に発表されたのが、GDPアウトルックが上方修正されました。
2015年が1.0%から1.5%に上方修正、そして2016年は1.9%に
そして、2017年は2.1%に見通し上げています。
同時インフレ予想も、2016年は0.7%から1.5%に上げています。
ドラギ総裁のこのQEの結果にかける意気込みが伝わってくるような
予想上げてきました。
その発表に反応してか、ユーロドルは、一時1.1115近辺まで急反発
を見せますが、すぐに下落基調が始まり、ユーロは1.1000の大台割れ、
1.0990までの下落へと転じています。
量的緩和緩和の詳細に関して不透明感が漂っていた市場に、ドラギ総裁が
明確に来週から開始することと、現在の預金金利である、マイナス0.2%
までの適格債券を購入する計画を銘柄とともに明確にしたことが、
ユーロの金利低下をさらに誘ったようです。
本日は雇用統計日ですが、なにをもってこのユーロ安基調のトレンドが
変わるのか? やはり当面は、この流れについていくしかないように思われます。
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