昨日のイエレン議長の講演から今週とるべき為替の方針は
低調な5月の雇用統計を受けての昨日イエレン議長の
フィラデルフィアでの講演は注目されましたが、イエレン議長
は、雇用統計の数字や低迷する世界の成長や弱い企業投資、
生産性伸び、インフレ見通しの不透明感など、相当な不確実性が
今後の金融政策影響を及ぼすと指摘したものの、緩やかな利上げ
の方向性については、引き続き見ていくと否定しませんでした。
これを総合すると、6月の利上げの可能性はまずなくなったと
言ってもいいと思いますが、雇用統計については、もう一回見て
判断する見方が大勢のようです。
別の言い方をすれば、来月発表される雇用統計の数字がもとに
戻ってよければ、7月にも利上げの可能性があることを示唆して
いるようです。
しかしその前提として、今月のイギリスの国民投票で波風が
立たないことが前提のようです。
やはり最も注目すべき材料はイギリスの国民投票で、これまでは
不安定な動きが続き、方向感のない動きに終始するとみたほうが
よさそうです。
為替の方針については、レンジをきめて、ユーロドルであれば、
押し目買いで1.13台前半が固いと見ています。ドル円であれば
107円台半ばから後半が抑えられると見ています。
レンジはユーロで1.1300~1.1500、ドル円で106.00~107.70
を今週のレンジとしてみています。
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