明日のECBの追加緩和はどこまで織り込まれている?
明日のECB理事会、論点はどの規模の追加緩和が発表されるかに
移っています。
すなわち、ある程度の追加緩和はすでに織り込まれているということです。
そこで、どの規模の追加緩和がすでに織り込まれているのか、コンセンサス
を調べてみました。
まずは、預金ファシリティーの利下げについてですが、計算上では、すでに12.5bpの
利下げが織り込まれているようです。さらにこの先12か月では8.5bpの追加緩和も
プライスインされています。
そして、QE2の規模についてですが、13.5Bioユーロの追加量的緩和がすでに織り込まれて
いるようです。
現在の月額の購入額が600億ユーロですから最低でも月額700億ユーロの購入幅を
すでに織り込んでいるといえます。
そして、期間も2017年の3月まで延長されるというのがコンセンサスのようです。
こう考えると、よほどのサプライズがないかぎり、明日の発表後の反応は利食いの場と
かす可能性が高いと思われます。
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