明日から中国は休みに入るが、やはり気になるのこのグラフとリスクオフ継続
明日から中国が長期お休みに入ります。
先週末はNYで株が下落した後の週明けの市場になりますが、
リスクオフのセンチメントがなかなか払拭できないままでいます。
その要因が中国への懸念ですが、ヘッジファンド中心に中国人民元安
を予測するスペキュレーターが増えています。
その背景となるのがやはりこの数字です。
上記は、中国で起きているストライクの数ですが、今年と昨年を比べて
明らかに労働者のストライキの件数が増えています。
昨年の一月は272件が今年は429件にまで増えています。一昨年の
56件からすると8倍にまで膨らんでいます。
中国政府が見逃せないのがこの数字で、これはやはり人民元高による
輸出の不振と工場の閉鎖と賃金の不払いからきています。
なによりも中国政府が嫌うのは、こうした民衆の運動が激しくなること
です。その意味でも、中国は現在の為替水準をもっと調整することに
追い込まれるのではないかとの見方が優勢となってきているようです。
今週は、中国が休みなので、ある程度閑散な市場となると思われますが
為替は今週もユーロドルは買い場探し、短期的には1.1100近辺が
サポートとなってユーロ高を試す動きを予想します。
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