
日銀政策決定会合とFOMCを直前にドル円は弱気派は台頭?ゴールドマンも下方修正
ドル円に対する慎重姿勢がだんだんと強まってきました。
それは、9月も大イベントである、日銀政策決定会合とFOMCを
控えてよりナーバスになっているからです。
すでに織り込まれていることは
日銀金融政策決定会合では、マイナス金利の深掘りと同時に
イールドカーブのスティープ化という矛盾した二つのことが
織り込まれています。
決定会合について、予想されていることは0.1%のマイナス金利の
深掘りと社債、地方債など買い入れ増額が予想されています。
ドル円の動きはどうなる?
この政策で、ドル円がどちらに動くかは微妙ですが、ドル円は
いったんは、失望売りというか、出尽くし的なドル円の売り
となる可能性があります。
そして、FOMCについては、今月の利上げは見送られることが
すでに織り込まれていることから、仮にドル円が下がったとしても
一時的になると思われます。
FOMCについての焦点は今年の利上げが依然として可能性残す
かどうかであり、声明で見通しについてバランス均衡が上方された
場合には、債券安、そしてドル円は上昇に転じる展開となると
思われます。
今市場が織り込んでいる決定がなされれば、ドル円はいったん下がった
後の上昇を予想します。
ゴールドマンはドル円見通し下方へ
ゴールドマンサックスは、ドル円の予想を115円から108円に下方修正
していますが、乱高下することを見越しての見通しが市場を占有
しているようです。