新たな懸念要因、オランダ
昨日とうって変わって本日はユーロがじわりと戻している展開です。
やはりレンジ相場なのでしょうか。どうも為替市場はスペイン、イタリア
の国債市場を見ながら動いている感じがします。
ところで新たな懸念材料がユーロで浮上してきました。ユーロ圏の今となって
は数少ないAAA国であるオランダです。赤字削減を盛り込んだ予算が議会で
頓挫しました。また連立政権を維持している野党PVVが離反してしまいました。
ルッテル首相は過半数を失い、予算を通すためには総選挙となります。
ユーロ離脱を唱えている極右派との妥協を探るとの憶測も流れています。
サルコジィさんも5月6日の決戦投票の情勢は厳しいそうですし、こちらも
また極右派を取り込まないと勝ち目がないという袋小路にはいっているよう
です。
ユーロは少し長めのスタンスでここでショートをとっています。
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