意識し始めた週の後半にかけての政治イベント
ユーロドルが昨日急落しました。
100ポイント以上の1日での下げは、3月ぶりです。
それでは昨日何かが起きたのか、といえばそうでもなく、逆に昨日
発表されたアメリカのじゅうたく関連指標は、予想よりも悪い内容
でした。米国債券の動きも、意味がわからない動きを最近していて、
週末に大幅に買われた後に昨日、1日して、その値幅以上に下げる展開
となっています。
要するに、現状は市場の流動性が薄いことが原因のひとつであることが
いえそうです。
その背景は、今週重要な政治日程があること、とくに20日から始まる
EUグループ、首脳会談は、数週間後に返済日を迎えるギリシャの債務問題
の結論につながる重要なイベントになりそうです。同時に20日に変更日を
迎えるECBのギリシャ向けELAに緩和措置がとられるかどうかも大きな
注目点です。
そして、アメリカにいたっては、先月のFOMC議事録の発表、そして、その後
イエレン、SF連銀総裁のウィリアム氏の講演も注目されます。
FOMCについては、第1四半期の数字がわるかったなかで、どういった議論が
なされていたのか。その議論内容次第では、まだ6月の利上げも可能性ありと
受け止められると、最近の市場が、先送りにシフトしていただけに、ちょっとした
サプライズになることも予想されます。
短期的なユーロドルの相場については、1.12台後半に、4月からのユーロの上昇の
支持線があり、この辺りが支持されるかどうか注目です。
キャッシュバック中のFX業者??