悪い企業業績EPSと割高なPEにのなかで米国の株高は続くのか?
昨晩からの市場はリスクオン的な動きに転化しています。
とくに米国株式は、しぶとく再び急上昇して引けました。
それを受けてか、東京市場も株高と円安調整が同時に
きています。
この米株の動きですが、中期的にも買いでついていくべきなのか
疑問があります。
冷静にEPSとPEを過去と比べて考察してみます。
これから米国の企業決算発表が続きますが、芳しくない数字が
続いています。この数字は織り込んだうえでの展開とはいえ
2013年の6月期と2015年の12月期の企業決算と株価の状況
を比べてみる、明らかに危険水域です。
2013年のS&P500のEPSは平均で88.5ドルでしたが、2015年12月で
それよりも平均2ドル下回っています。
にも関わらず、株価はその時の1600台から現在は2060ドルと
明らかにギャップが生じています。
PEについては、17.8倍から24.5倍への上昇ぶりです。
いったん調整局面に戻されたユーロですが、1.13台前半はまだ支持線と
して生きていると思われます。
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