恐怖指数(VIX)が重要ポイントを上値ブレイクでFXドル円の影響はどうなる?
2018年は不思議な現象が起きていました。
恐怖指数であるVIX指数が上昇して
いるにも関わらず、同時に株価も上昇するという
不思議な現象が起きていたのです。
恐怖指数とは、市場のボラティリティのことで
市場の動きの変化率の一種ですが、オプションを
購入する際に影響してきます。
一般的には、投資家が株価の下落を懸念しはじめる
と、株価下落による損失をカバーすすために
オプションを購入して株価の下落にも備えるのです。
しかし、今年に入って不可解な現象となっていたのが
株価の上昇とVIX指数の上昇が同時におきていたのです。
最近の恐怖指数の上昇が示唆していること
しかし、ここ数日間は、株価下落に対するプロテクション
買いがはいってVIXが突然急上昇に転じています。
そして、テクニカル的にもVIXは2年間続いている下降
トレンドラインを上にブレイクしようとしています。
これはなにを意味しているのかといえば、株価が
本格的に調整局面にはいることを懸念して、プット
オプションを購入する投資家が増えていることです。
オプションを購入するには、結果的に、ボラティリティを
購入することになるので、恐怖指数も上昇するのです。
そしてこの恐怖指数を取引する先物もあるので、恐怖指数の
チャート分析もする必要があります。
そのVIX指数チャートが示していることは、大きな二番底を
形成した後のネックライン14.5-14.6%の水準を上に破ろう
としているのです。
もし破られれば、恐怖指数(VIX)は20%の方向に上昇していく
可能性を示唆しています。
FXへの影響はどうなる?
恐怖指数VIXが上昇し始めるということは、株価が大きく
動く兆候だともいえます。
ここから大きく動くのは、もちろん株価が下落する場合
です。その意味でも恐怖指数VIXの動きには注意を
していないといけないのです。
そして、株価が不安定になる時、FXへの影響はどうなのか。
とくに我々にとって馴染みの多い、ドル円の動きが
どうなるのか心配です。
恐怖指数とFXの関係、とくにドル円との関係は、恐怖指数VIX
が上がれば上がるほど、円高に触れやすくなると想定しています。
いなぜならば、殆ど投資家は、円には興味なく、円を外貨に
かえて、金利の高い海外で運用しようとする人が
多いからです。
そうすると、株価を大きく動きはじめても今までのように、
外貨の買い持ちポジションを持ち続けるか悩むところです。
個人的には、このドル円の円高傾向はまだしばらく続く
可能性が高いとおもっています。
この恐怖指数が資産しているように、次に株価の調整
が来る場合は大規模になる可能性もあります。
その時のドル円は、100円を目指す展開になる可能性が
強いとおもっています。
まとめ
市場はドル高円安の趣向から、ドルの買い持ち
のポジションがありふれていますが、一方でドル安
円高には、脆い面があります。
個人ではヘッジの手段が限られているからです。
そこで、個人でも考えるべきことは、守るための
ツールを持っておくことだとおもいます。
FX口座を持っておくことは、いざとい時でも
すぐにアクションがとれることにメリットが
あります。投機的なイメージも強いですが
、→のランキングのFX口座はどこもそれぞれ
特徴があり、またキャッシュバックという、メリット
が預金と違ってあります。
ドル円が怪しくなってきた、今日、自分のツール
を増やしておくのもひとつの手だと思います。