思った以上にECBの国債購入が順調だとの見方
ECBが国債購入を始めて、約2週間が経ちました。
昨日、えcbが国債購入の進捗度を公表したところによると、
思った以上に順調に進んでいるとのデータが公表されました。
当初は、月額600億ユーロとなる国債の確保が難しいのでは、と
懐疑的な見方も優勢でした、蓋をあけてみれば順調に買い進まれて
いるようです。
この効果にドラギ総裁も満足なようで、昨日の会見で、この国債購入の
効果を強調していたように聞こえました。
また、ユーロ圏のインフレ率が2%近くで落ち着くまでは、この政策は
続けていくことを示唆しています。
ただ、出だしがいいだけに、来年の9月まで、総額一兆超えるQEも
早期に終わるのではないかとい、憶測も昨日のドラギ会見から出たようです。
一方で、米国の経済指標は、ここのところ停滞ぎみで、昨日の中古住宅販売件数
も市場予想を下回る失望的な数値となっています。
先週のFOMCで、今年の年末のフェデラルファンドレートの予想が0.60%
下がったことを、後付けしているかのような、最近の米国の経済指標です。
ユーロドルは、12月からのダウンチャンネルの抵抗線に擦り寄るようなところ
まで戻っており、引けベースで、1.10台を維持してくると、当面の底をうったような
チャート体形に変わってくる可能性があります。
今週の引け値は、中長期を占う意味でも大事となりそうです。
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