
徐々にすすんでいる日本売りの兆候?円高とともに輸出の減退
今週の市場の動きを振り返ってみますと、徐々にすすんでいったドル高円安、
一方で、日経平均株価は、週後半にかけて失速ぎみの展開となりました。
その背景に、外国投資家による日本株売りの強さがあるようです。
今週の外国人の日本株売りボリュームは、2000年以降もっとも高い数字
となっています。
外国人が日本株から逃げている一方で、日本の投資家は、米国債を中心と
した外国債券の投資を強めているデータも出てきています。
皮肉な話ですが、先週は人民元安が続きましたが、ドル円との関連性が
薄れ、徐々にドル高円安と進みました。
背景にはこのようようなフローが要因の一つになったようです。
また気になるのが、今年に招いた円高によ、とくに米国向け輸出が減退
しています。
来週は、米国の重要な経済指標の発表が控えていますが、今米国経済に対する
期待が高いだけに、それが裏切られたときのドルの失速と、株価の失速に
注意が必要です。
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