市場がリスクオンの様相を呈してきています。

一昨日、金は、3年ぶりとなる位の大きな値下がり幅を

記録し、昨日も続落という展開、そして原油は

今年の高値を更新しつつあります。

OPECの合意がきっかけ

OPECはここ2年ほど最高水準の生産を続けてきましたが、

年内に生産量を日量最大70万バレル減らすことに暫定合意

しました。2014年に原油が弱気相場入りして以降初の大掛かり

な合意となります。

だが、OPECが11月にウィーンで開く総会で最終合意を

まとめる計画を貫くのかどうか、まだ自信暗記なところも

ありますが、市場の動きはリスクオンへと重心が移って

きているように見えます。

ドル円もトレンド転換？

この市場の流れの中で、ドル円も今年からつづいてきた

下降のトレンドラインが上にブレイクしてきました。

まだ市場では、上昇に自信暗記な参加者が多く、9月の

上旬につけた高値、104円台前半を上値の目処とみている

参加者が多そうです。

しかしながら、週のMACDもブル転換してきており、

他の市場との流れを考えると、ドル円は当面は方向転換

し、上昇基調を想定しています。