好調な米国経済指標
週末発表された2月の米個人所得は前月比1.1%増加、予想の0.8%
増加かから大きく上振れる結果となりました。
また個人消費支出も前月比0.7%増加と昨年9月以来の高い伸びとなって
います。
ただ個人所得は昨年末と1月に支払われた企業の配当金が2月に上振れた原因と
なっています。
個人消費支出も1月に施行された給与税率の2%引き上げが今後消費支出に
どう影響してくるか不透明です。
今週発表される自動車販売台数(2日)、製造業、非製造業景況指数(1日、3日)
そして前月23万6000人の予想大幅に上回る雇用者数を示した、雇用統計が最も
注目されそうです。
今回の雇用統計では、20万人以上の雇用者数、7.7%の失業率と前月と
ほぼ変わらない数字が予想されています。