
大注目の8月の雇用統計予想よりも悪いがドル円は強いまま
大注目の8月の雇用統計発表でしたが、予想は18万にでしたが
非農業部門雇用者数の伸びが15万1000人と、市場予想に届きません
でした。過去2カ月続いた大幅な伸びが鈍化し、賃金の伸びも控えめに
とどまりました。米連邦準備理事会(FRB)による今月の利上げは
可能性が低くなった感がありますが、ドル円は強さは変わらないよう
です。
発表後一時的に売られたものの持ち返す
予想よりも悪かった数字を受けてドル円は一時的に売られました
がその後のリカバリーが強いです。
7月の雇用者数は27万5000人増に上方修正され、これで
6、7月分をあわせた雇用者数の伸びは54万6000人となりました。
失業率は4.9%と横ばいでこれも予想4.8%よりも悪い結果と
なりました。
平均時給も予想よりも悪い
そしてもう一つの注目ポイントである時給は0.1%上昇と
予想の0.3%に対して期待外れの結果でした。
一方の7月の雇用者数はアップしています。
円安基調が継続
この数字を受けての為替の反応はドルは円以外の通貨には弱含みました
がドル円は行ってこいの展開です。
トレンドの強さを感じさせます。
雇用統計は予想よりも悪かったものの、総じて堅調だった
ことから株式市場を中心にリスクオン的な動きとともに
ドル円も堅調です。
ドル円は次のターゲット105円台と進んでいきそうです。