
大丈夫なのかドイツ銀行?アンワインドによるユーロ買いの可能性?
ドイツ銀行の株価下落が止まりません。ドイツ銀行の株は
今年に入ってすでに50億ユーロ、ピーク時からは180億ユーロ
失っています。
株価は今年に入っただけで34%下落、高値からだと半分にまで
下落しています。
そ懸念の対象となっているのが、膨大なドイツ銀行が抱えている
デリバティブの残高です。その額なんと50兆ドルともいわれており
ドイツのGDPの20倍、ユーロ圏全体でも約5倍というとんでもない
額です。これを大きくすぎて潰せないといえるのかどうか、もはや
アメリカの予算ですら救えない額です。
そこで気になるのがドイツ銀行流動性ポジション問題で、ドイツ銀行は
キャッシュフローステイトメントの予想を再発行させられています。
すなわちクーポンの支払いについて懸念がでているほどです。
偶発転換社債(CoCo債)やtier1債はCDSの上昇(現在438bp)とともに急落して
おり、クーポンの支払いも懸念される事態となっています。
そこで気になるのが、他の銀行株も下落基調を強めていることです。
そしてポジション整理によるユーロのアンワインドが起こりやすいとも
指摘されています。
いわゆるリスクオフによる影響の相場、すなわちユーロドルの買いは
まだ続きそうです。
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