夏以降のTaperingにむけての軌道に概ね乗っている
注目の5月米雇用統計が発表されました。
結果は非農業雇用者数が175000人増と予想されていた数字よりも
よい結果となりました。
これで昨年8月からの平均で毎月約190000万増、失業率は0.5%の
下落となり、ゆっくりながらも雇用は改善しているようです。
一方でインフレ率は、FRBは本年度1.3%ー1.7%の予想をたてていますが
現状はそれをも下回る低インフレとなっています。
ここ最近はエマージング市場を中心に株価、金利、為替の動きが不安定になって
います。
Tapering観測がさらに強まりそうななか、下落を続けているエマージング市場が
どう反応するのか注意を払う必要がありそうです。
当面は反発したNYの株式市場を見合いに円相場はひとまず落ち着きそうな感じが
します。