台頭し始めた欧州銀行株の割安感、2008年を繰り返さないという意見を信じていいのか?
原油の反発とドイツ銀行がシニア債一部買い戻しを発表すると
株価、為替とも戻す展開と週末なりました。
そこで台頭してくるのが、銀行株が売られ過ぎで、割安感です。
エコノミスト、新聞による大多数の意見は、今回は2008年のような
金融危機には発展しないという見方です。
その理由として、欧州銀行のエネルギーセクターへの投資融資残高の
低さをあげています。
英系のアセットマネージメントのひとつ、H20アセットマネージメントは
欧州金融機関によるエネルギーセクターへのエクスポージャーは約
8億ドル程度と試算しています。しかもその大半は投資適格級である
とのレポートを出しています。
本当これを信用していいのだろうか?もしそうならば、こぞってヘッジファンドが
CDS市場で、既存のポートフォリオのヘッジに走り、クレジット市場が
これだけ暴落していることとのつじつまが合わないような気がします。
短期的には、小康状態となっている相場ですが、引き続き為替は
ドル円の戻り売り場探しに徹したほうがいいと思っております。
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