原油相場動きに酷似している最近のユーロドルの動き
ユーロの動き、量的緩和だとか、最近では、ギリシャの問題が
取り沙汰されいますが、ここ最近の動きの相関性は原油相場に
酷似しています。
ユーロ相場も原油相場も、1月の末に一旦底を打ったあとに、
調整らしい調整が、12月初旬以来、きている感じです。
急激な下落が始まったのが、両方とも、昨年の8月ころからで
そこから、ご存知のようにほぼ一本調子の下落、現在の50日移動
平均線が、WTIで55ドル近辺、ユーロドル相場は、1.19近辺と
このあたりが強力なレジスタンスとして機能しそうです。
ギリシャ交渉については、ドイツのジョイフル財務相が言及していますが、
“Agree to disagree” 隔たりは大きいですが、今はまだチキンゲーム
の最中といった感が強く、しばらくは振り回される展開が続きそうです。
目先は、原油相場が、しっかりと55ドルを上回ってこれるか注視したいと
思います。