原油価格の戻り基調とともに、ユーロも戻り高値を試す展開
原油相場の調整基調が続いています。
金曜日に高値引けことで、これで3週刊続いて上昇したことになります。
この戻り歩調の1つの背景には以下に示す、アメリカの原油精製のための
リグ稼働数が大幅に減少しているようです。↓参照
昨年10月に1607とピークをつけていたリグ稼働数は、今年に入り、1000を少し超える
くらいまで減少、原油の生産調整が続いていることがわかります。
いまだ在庫は高いものの、この生産調整がすすめば、原油価格も底をうつとの見通しが
強まっていることがこの原油価格の上昇の背景にあるようです。
昨日のユーロ圏のGDPも予想よりも高かった(+0.3%)ことも下支えしているようです。
ユーロドル相場も、短期的には、1.1350のサポートが効いており、1.1500近辺の
レジスタンスとの間での調整相場がしばらく続きそうです。