
原油価格の下落とユーロ安の相関関係は?
原油価格が昨日今年の最安値45ドルをおびやかす展開が続いて
います。
直接の要因は、過剰在庫とイランの核制裁がとけるとの憶測から
地合いが悪くなっていますが、ここ数年のトレンドを探ると、昨年
後半からの下落基調が存続していることが考えられます。
この動きは、昨年のユーロドルと類似の動きで、ユーロもこの3月から調整相場にはいり
約5ヶ月続いています。
原油価格はこの45割れが前回の安値ですが、ユーロドルの下値は1.04台とまだ幅が
あります。テクニカル的にも、原油価格がこの最安値45ドルを維持できるかどうか
が今後のユーロドル相場にも作用する一因となりそうです。
原油価格の下落の背景には、中国をはじめとした需要の減退、すなわち経済停滞が
あるので、輸出依存型のユーロと相関関係があることは納得させられます。
米国の利上げじきqが焦点となっている現状の為替相場ですが、原油価格の下落も
注意を払っておく必要がありそうです。
??キャッシュバックのFX