共和党ジェフフレイク上院議員の突然の引退表明とトランプ批判で大事なことは
ジェフ・フレイク上院議員(共和党 アリゾナ)が本日上院の議場で
感情的な引退表明を行い、今の政治は、「真実と良識の目に余る無視」
だと非難しました。「我々の行政府の政治の劣化が一般的である
と装うことをやめなければならない、彼らは無謀で無法で不見識である。
それは我々民主主義にとって危険なことである」とかなり辛辣なトランプ
批判を展開して次の選挙不出馬を表明しています。
大事なことは彼が減税法案反対するかどうか
ジェフフレイク上院議員は、「もううんざりだ」とトランプ大統領に
対して声を大にする反対者となっていますが、
かれは、実のところ約92%トランプの提案に対して賛成票を今まで
投じてきました。
大事なことはフレイク氏は明らかにトランプの口調やスタイル
に反対していますが、彼の過去の投票行動からは彼が今後
の投票でどういう行動をとるかは未知数であるということです。
ちなみに過去4回フレイク氏がトランプ提案に反対票を投じたのは
9月にハリケーン、ハービーの救済資金を含めて、政府の資金援助を
拡大させること。
7月に北朝鮮、イランそしてロシアに追加制裁措置を課すこと
6月のロシアへの追加制裁措置
2017年度歳出法案
の4つでした。それ以外は先週の予算原案についても賛成票
を投じています。
トランプ批判の流れは強まるのか?
今後の焦点は、共和党内でふつふつと煮えたぎっている
トランプへの批判が爆発するかどうかですが、トランプは
それを抑えるために、次期選挙の共和党公認候補の権利を
バノン氏とともに振りかざして脅しにかかる戦略をとる
ことが予想されます。