休日中の動きはユーロ安だが、中長期のチャートはペナントのど真ん中
週明けの動きは、NYの株高調整とそれにつられたように、ドル高、ユーロ安またドル円でも
FOMC後の円高のショートカバーの動きとなっています。
レンジ相場特有のトレンドがどっちを向いているのかわからない相場に陥っているように
見えます。
そういった時には、短期的な動きに惑わされないように、中長期的に今どこにいるのかもう一度
見直すことが大事だと思い、ユーロの中長期のチャートをから今どこにいるのか確認してみます。↓
みてのとおり、ユーロドルは、三角持合いを長きにわたり形成しています。
昨晩は1.13台から1.11台への下落しましたが、中長期のサポートラインは1.10近辺に
横たわっています。
一方で、抵抗線は、8月の世界的な株安の激震の時に1.17台と一時的に振れましたが
長い上髭となり、上記の週足では、1.15近辺が抵抗線として機能しているようです。
このように上値がフラットぽいなかでのペナントのフォーメーションでは、ショートカバーに
まだなりやすいことを示しています。
今週にかぎっていえば、水曜日のユーロ圏のPMIの発表やIFO研究所による景況感の
悪化を警戒してのユーロの上値が重い展開が前半は続いていますが、中期のチャートを
見る限りでは、まだレンジのど真ん中にいる状態には変わりなさそうです。
ユーロの長期の下降トレンドのあとの調整相場なので、当然、今回の三角持合いの下値割れ
をケアすべきですが、まだこのフォーメーションをみる限りは、当面は調整的なユーロの
ショートカバーも入りやすいチャートに見えます。
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