今週重要となるのは中国貿易収支と中央銀行政策、それでもユーロは下値が固そう
先週のECB理事会、そして週末の雇用統計発表を終えて、
いよいよ市場は来週のFOMCに向けてポジション調整と
なりやすい今週です。
そんな中、今週注目される材料は、まずは中国の指標です。
火曜日に11月貿易収支が発表され、予想では、641億ドルの黒字
前月の616億ドルから黒字が上回ると予想されています。
注目されるポイントは、輸出、輸入それぞれが、前年比どれだけ
減少しているかで、10月よりも減少幅は減っていると予想されて
います。
そして水曜日のCPIとPPIの発表です。こちらは、前年比1.4%と
PPIがマイナス5.9%とほぼ前月と同じ数字が予想されています。
そして今週は、各国中央銀行の政策決定会合がありますが、
BOEとSNBについては、現状維持、そしてニュージランドの金利は
2.75%から2.50%に引き下げられることが予想されています。
注目の11月の米雇用統計は、賃金が前回の0.4%上昇から11月が
0.2%上昇と、鈍い上昇幅となっていたことから、米国の利上げの
ペースはゆっくりしたものとなるという見方がさらに強まっています。
ユーロに関して、先週ドラギ総裁のネガティヴサプライズで急騰した
後、引き続き1.08台前半がサポートとなって機能しそうです。
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