今週の焦点は株式相場が下げ止まるかどうか、ユーロと円の買戻しリスクは引き続き高い
今週は海外がクリスマスに入るためかなり取引高が少なくなります。
そして今週も為替を左右するのは株式市場の動向にかかってきます。
今週はNISA枠を使い切る動きなども意識されやすく、
高配当銘柄等へは決算期に関わらずに資金が向かいやすくなると思われます。
とりわけ日本郵政 などは、TOPIXのリバランスが控えていることもあり、
NISA資金を誘い込みやすい展開となりそうです。
また、日銀の補完的措置導入では、新たなETF買入れ枠の設定として、
「設備・人材投資に積極的に取り組んでいる企業」の株式を対象とする
ETFを買い入れるとしていることや、JPX400に連動するETFを対象
としており、構成銘柄や高ROE銘柄などが注目されると思われます。
それにもかかわらず株式市場の海外主導の下げ相場が続く
展開となれば、さらなる円買い、ユーロ買いとなることが予想されるます。
今週の経済市場では、22日の米7-9月期実質国内総生産(GDP)確定値と
25日の11月全国消費者物価指数(CPI)(25日)などが手掛かりとなりそうだ。
来週の注目スケジュール
12月21日(月):全国スーパー売上高、パソコン出荷、コンビニ売上高
12月22日(火):中景気先行指数、米7-9月GDP確定値、米中古住宅販売件数
12月23日(水):英7-9月GDP確定値、米個人消費支出、米新築住宅販売件数
12月24日(木):日銀総裁講演、米消費者信頼感指数
12月25日(金):消費者物価コア指数、住宅着工件数、電子部品グローバル出荷
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