
今後のユーロドルの方向性は、米国平均賃金の動向次第?
アメリカの10月ー12月期のGDP確報値も予想よりも鈍化しています。
年率2.2%増と予想の2.4%を下回る結果となっています。
ミシガン大消費者信頼感指数は、2月の95.4から3月は93.0に低下して
います。
今月の雇用統計発表から、米国の経済指標の鈍化がだんだん目立つように
なってきました。
昨日のイエレン議長の発言からすれば、利上げは急がないとも受け止められる
発言をしていますが、今後のFEDの決定に大きく作用するのは↓のチャートの賃金
の上昇に動向にかかってきているように思われます。
雇用の数字がいいものの、先月の雇用統計で、平均賃金が失速してしまった結果が
利上げを後連れする憶測が強くなっている大きな要因となっているようです。
逆に上記のチャートで、次月も下落すると、完全に頭打ちしてしまったような印象になる
と思われます。
昨日のイエレン議長の発言から察するに、仮にコアインフレが停滞した状態続いたとして
も上記の平均賃金が上向き傾向にあれば、予定どおりの利上げの実施をするが、
一方で、もし上記のチャートがこのまま下向き方向となれば、今までの話は白紙となって
しまうと、ほのめかしているようにも聞こえました。
その意味でも、やはり雇用統計が最重要指標となるのは、変わりないようです。
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