
今年の8月の株式市場急落時と同じ示唆のチャート、これによるとドル買いも続かないか?
東京市場が休みの中、本日の海外の市場も閑散のようです。
中国株式市場の売買高は約1か月ぶりの低水準で続落で終わっています。
一方で昨日ナスダック市場に上場する非金属銘柄で構成するナスダック100指数が
15年ぶりの高値を超えてことで、これを好材料とみるむきもありますが、ここに↓
今年8月の急落時と同じ示唆をしめしている興味深いチャートがあります。
これはS&P500とエマージング市場のEEMの乖離を示したチャートです。
エマージング市場はここにきて失速してきていますが、S&P500はいまのところ
高値を維持していますが、8月のときもみられたようにこの乖離が大きくなるにつれて
S&P500も後から追うように急落しています。
その主な要因の一つしては、アメリカの利上げが再び台頭していることがいえると
おもわれますが、アメリカの企業収益も落ち込んでいるなか、このチャートが示している
とおり、リスクオフに転化する可能性も高いように見えます。
現状はドル高見通しが占有していますが、このチャートが示す展開となると、為替も
リスク・オフに乗じた展開になることも想定しておいたほうがよさそうです。
その意味でユーロドルも、上値が重いものの、再びにショートカバーで上昇する展開も
想定しています。
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