今回のFOMC果たして波乱要因となるのか?ユーロドルは意外と底固いようにも見えるが
今回のFOMCについては、利上げに見送りはほぼ100%
織り込まれていますが、発信される声明文において波乱要因
となるのか注目されます。
そのポイントとしては、前回の声明文では経済情勢がFF金利の段階的な
引き上げしか正当化しないかたちで展開すると予想しているとしながらも
FF金利の実際の経路は今後の経済指標見通しに左右されるだろう
としています。
この前回の声明文が大前提となりそうですが、次の3月の会合に向けて
強いシグナルが出るかどうかが注目です。
次に9月と10月に使われた、世界の経済および金融の展開が及ぼす影響
について今回の声明文で復活するかどうかです。復活すればハト派と
解釈される可能性が高いと思われます。
次注目点は、経済の現状を示す最初のパラグラフで変更があるかどうか
です。前回の声明文では、経済の緩やかな拡大と雇用の堅調さを指摘
一方で輸出の弱さを指摘しています。と同時にインフレ見通しについても
新たな懸念を示すかどうかも注目です。
そして最後の注目点は、全会一致の決定となるかどうかです。
新メンバーである、カンザスシティのジョージ総裁が反対票を示すかどうか
も注目点です。
最近のユーロドルは、ユーロ売りドル買いセンチメントが強いものの、
意外と底固いようにも見えます。
本日反応は、株価の反応次第で、ユーロはリスクオフに反応しやすいと
思っています。
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