
今回のECB理事会、なぜこんなに事前に情報が出るのか?
先々日のオランド首相にはじまり、昨日は、ウォールストリート
ジャーナルで、具体的な金額が関係者の筋とでました。
金額は月500億ユーロづつ最低でも一年、場合によっては、2年間
続けるとの情報です。
もしこれが本当だとすると、満額回答どころか、予想されている
金額5000億ユーロをはるかに超える金額となります。
これを地ならしといってもいいのかわかりませんが、明らかに
今回は、意図的に流しているように感じます。
どうも、各国中央銀行は、先週のSNBの転換によるスイスショックが
みにしみているのかもしれません。
市場反応を最小限に抑えようとする意図のようですが、もし
これが、違っていた場合、失望のほうが、市場の反応は大きくなった
と感じます。
意外とユーロの為替の動きは冷静に受け止めているような感じが
します。
国債購入をはじめるにせよ、これが本当に機能するのかどうか
ユーロの動きは懐疑的に見ているような感じがします。
ユーロは依然として戻りをまって売りたいとの参加者が多いようです。