今はBremainが80%に迫る確率に、それにしてはドル円の反応が鈍い?
週末の世論調査や、そしてブックメーカー予想では、
EU残留派が巻き返してきました。
ブックメーカー予想によると、残留確率が一部では80%
を超えてきたところもあります。
そして、今の市場の織り込み具合をはかるうえで目安と
なると言われている、Oddcheckerでは、離脱の可能性が
25%となっています。
ということは、今のマーケットは離脱の可能性を25%しか
織り込んでいないということです。
この最新の世論調査で、市場はいちおうにリスクオンに
傾いていきましたが、なぜだかドル円は再び103円台に
突入です。
この現在の織り込み具合から考えると、もしも離脱となった
場合の反応が恐ろしいことになります。
ドル円は、105円台半ばが大きな抵抗線と現状のところ
なっているようです。
ここは、前回の安値でもあり、長期の移動平均の支持線と
なっていたところで、ここを下値にブレイクしたことが、
テクニカル的にも大きな要因となっているようです。
100円は大きな心理戦も攻防にもなりそうですが、ドル円だけは
brexitとは関係ないところで動く気配がします。