中央銀行のデータからみるユーロ安。
ユーロドルは、テクニカル的にも重要とみ
られていた1.3300も下抜けしました。
ウクライナ情勢の緊迫化、そしてロシアと
の緊張関係が高まるに連れて、ユーロの
圧迫要因となっていたことは確かですが
ここ最近の動きは果たして、ユーロ安
なのかそれともドルの全面高なのか中央
銀行のデータから分析してみました。
目標短期金利水準
ユーロ .15%
US. .00 -.25%
UK. .50%
日本 .00 -.10%
中央銀行のBS対GDP比
ユーロ 21.4%
US. 25.5%
UK. 24.3%
日本 55.2%
インフレ率
ユーロ 0.4%
US. 1.7%
UK. 1.6%
日本 3.6%
失業率
ユーロ 11.6%
US. 6.2%
UK. 6.4%
日本 3.6%
日本の消費税を含む物価上昇率は別に
して低インフレが続いています。
とくにユーロのインフレ率の低下と失業率
の悪さが目立っています。
これから見ると、ユーロ安はファンダメンタルにもそくしていると思われます。