中国製造業PMIが1年ぶりの低水準、しかし..
HSBCが発表した中国の4月製造業PMI速報値が、1年ぶりの低水準と
なりました。
3月の49.6から低下し、4月は49.2と1年ぶりの低水準となりましたが、市場は
とくに株式市場はどこ吹く風で、高値を模索する展開が続いています。
中国と連動するAUDもこの数字が発表になった後からは、逆に底固めをするがごとく
下値がサポートされています。
AUDもユーロも対ドルで下がりそうで下がらない展開が続いているようです。
中国のファンダメンタルズについての悪さは、ずっと語り継がれていますが、
市場は、流動性の多さに注目点おき、しっかりとしたアップチャンネルを
形成、それに伴いユーロの為替も一方的なダウンチャンネルから、コレクション
相場へと移行したように見えます。
ファンダメンタルズは度外視して、中国あるいは、原油相場が堅調さ維持している
現在の環境下では、ユーロの場合も買い場を探したほうが得策のように
思います。
当面のユーロドルのサポートは、1.0650近辺にあり、引き続き支持される
と予想します。