中国市場激震で利上げ観測先送りとユーロ相場は?
昨日の中国株式市場の上海総合指数では、1日でなんと8.48%沈みました。
最大手米系のインベストメントバンクも顧客向けのレポートで、米国の
利上げが2016年まで先送りされる可能性もつよまったとのレポートを
先週末に出しています。
FRBは今年中での利上げを示唆していますが、6月のFOMC後のイエレンFRB議長の
発言では、国際情勢が利上げを阻む原因となることも示唆しています。
今回のFOMC直前の中国の動揺や、原油価格を筆頭にした、商品価格の急落は、
想定外だった可能性があります。
ユーロの為替相場も、株式市場の動揺が続く限りにおいては、ユーロのリパトリエーション
すなわちユーロの買い戻しへとつながる可能性があります。
中国株式市場が今月急落した安値を踏みとどまれるのかどうかが、ユーロドル相場の
方向性にも影響してくると思われます。