中国人民銀行11月以降3度目の利下げ決定~今週の相場展開は?
中国がこの日曜日に追加利下げを発表しました。
ベンチマークの貸出レートが0.25%下げて、5.10%にそして1年預金レートも
0.25%下げて2.25%になります。
この水準は、リーマン金融危機以降では、最低水準のレベルになります。
不動産市況を中心とした、国内景気の低迷を反映した決定ですが、先日小口個人の株式投資に
対する規制を強化したり、信用売りを可能とする政策を打ち出しているだけに、金融緩和によって
株価の調整も和らげようとする意図もあるようです。
これで、週末の株価上昇と今回の中国の追加利下げで、株式市場は週明けは好感して始まると
思われます。先週までは、アンワインド的の動きで市場があれていただけに、週末の動きで
来週は落ち着きそうな雰囲気もあります。
雇用統計後の株高、債券高という、流動性相場的な市場に戻っていくなかで、ユーロドルは
今週当面は持合い相場の展開となると予想しています。
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