
中国人民元取引をするためにFX業者を比較するとどこがおすすめ?
中国人民元相場が他の為替相場と比べても大きく動き
注目を浴びています。
目覚ましい経済発展の真っ只中にあるのが中国ですが
中国からのニュースが市場全体を動かすほどの影響力
をもちはじめています。
その中国の通貨・中国人民元は「管理フロート制」
(管理変動相場制)を取っており、通貨バスケット(事実上は米ドル)
に対して、限られた範囲内でレートが変動する形となっています。
また、取引に制限があるため、FXで取り扱われている通貨としては
特殊なものになりますが、これだけ世界の注目を浴び
また動きもある中国人民元の取引ができるFX業者について調べてみました。
人民元で取引できるオフショア人民元とは
人民元には、中国国内市場(オンショア)で取引される「CNY」と
香港オフショア市場などで取引される「CNH」があります。
人民元取引を我々海外の住民が取引できるのはオフショア人民元と
なります。
すなわち、香港オフショア人民元(CNH)が取引対象となるのですが
オフショア人民元とオンショア人民元との間では裁定取引が働くので
ある程度は連動性があります。
したがってオフショア人民元でのFX取引は、人民元のFXを行って
いることと、ほぼ同じです。
人民元FXの魅力は
人民元/円(CNH/JPY)は、証拠金が低いので、少額から
始めることができます。
またメリットとして、新興国通貨だけあって、トルコリラや
メキシコペソほどではないですが、金利差であるスワップポイント
も高めとなっています。
人民元を対円で購入し保有することによってスワップ狙いをするのも
一つの手法となっています。
なお、2018年1月の時点では、1,000通貨単位で、ドル/円は4,600円の
証拠金が必要ですが、人民元/円は約700円となっています。つまり少額から
取引できることも、人民元の魅力のひとつとなっています。
人民元を取引できるFX業者は
しかし人民元はマイナー通貨ですので、取引できるFX業者は
限られています。
その限られたFX業者のなかで、業者の規模と信用度をもって
いる業者は以下が挙げられます。
外為ドットコム
人民元取引ができる、大手のひとつに外為ドットコムがあります。
こちらでは、1,000通貨単位から取引が可能で
いわゆるコストとなるビットとオファーのスプレッドは1.8銭です。
スワップ金利は買いポジションで8円となっています
SBI FXトレード
もうひとつおすすめの人民元FXができる業者にSBIFXトレード
です。
こちらも大手でしかも最近もっとも勢いのある業者のひとつであり
なんといってもこちらの強みは、1通貨単位で取引が可能な
ところです。これはなにを意味するかといえば、少額で取引が可能
でとくに初心者の方や、相場にまず慣れ、試験的に取引をしてみたい
と思っている方に最適です。
ビットとオファーのスプレッド2.58銭で少額取引を考えれば、悪くないと思い
ます。
スワップポイントは買いポジションで 9円でこれは
他と比べても魅力的です。
このスプレッドは、2018年4月13日時点で業者が発表している
金額です。
またスプレッドは、為替相場の状況により変化する場合があります。
スワップポイントは、1万通貨での金額となります。
まとめ
人民元取引ができる主な業者を比べると以下のようになります。
取扱い業者 手数料 スプレッド 買スワップ 売スワップ 取引単位
外為どっとコム 0円 1.80銭 8円 -20円 1,000通貨
SBI FXトレード 0円 2.58銭 9円 -12円 1通貨
外為どっとコム SBI FXトレードとも取り扱っている人民元は、
オフショア人民元(CNH)です。
スプレッドは外為どっとコムに分がありますが、SBIFXはなんといっても
1通貨単位で取引できるとこが魅力です。
またスワップポイントのことも考えるとSBIFXトレードがおすすめだと
思います。