中国の4月製造業PMIが早くもスローダウンの兆候でさらなるリスクオフ?
昨日日曜日に発表された、中国4月のPMIは思ったほど
芳しくない結果となっています。
4月は予想の50.3に対して、50.1でした。
3月は50.2だったので、やや失速といった感じですが、ここ最近の
市場が中国の底打ちを期待しての上昇だったことを考えると、
今回の数字はやや失望と言えるかもしれません。
また大手の製造業の雇用の減速が続いていると同時に、大きな都市では
住宅販売が大きく下落しているようです。
中国の規制当局は、実際に商品市況にも投機的なトレーディングに対抗
して介入しているようですし、中国の期待感で市場が支えられる構造は
長く続かないようにも見えます。
ドル円の週明けは106円台前半で、株式市場は16000円を割れていますが
連休中の予期せぬ動きに要注意です。