
中国が0.25%の利下げ決定、そして今週のユーロ相場は?
中国人民銀行が基準貸出金利と預金金利のそれぞれの0.25%の引き下げ
を決定しました。
この決定は昨年11月に続く利下げとなります。
一年物貸出金利が5.35%に預金金利は、2.75%から2.5%への引き下げと
なります。
中国は3月5日から全国人民代表大会が始まりますが、昨年の成長率は7.4%
と7.5%目標を達成できなかっただけに、人民大を前に景気浮揚のための布石
ともいえます。
今週のユーロ相場は、テクニカル的には↓のチャートに示した、クリティカルな
抵抗線が頭を抑える展開が続きそうな気配です。
ユーロは上記のチャートが示すとおり、約1か月にわたって、現在の抵抗線を支持線にして
調整を相場を続けていました。
その線が1.1270近辺に位置しており、現在は抵抗線に変わっています。
今週は、ECB理事会、そして週末には米雇用統計の発表が控えているなかで、この線を
上限としての相場展開を予想しています。
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