不穏な空気?ドーハ産油国会合凍結とギリシャは追加緊縮策の提案を受け入れず
週末に漏れ伝わっていた、妥協案さえもひっくり返って、とうとう
ドーハ産油国会合は凍結となってしまいました。
サウジアラビア政府は、イランの加わらない増産凍結は検討しない姿勢
を公にしてきましたが、同国の経済政策を担当するムハンマド副皇太子も
この見解見解を繰り返し示してきました。
一方で代表団を率いる同国のヌアイミ石油鉱物相の姿勢はこれとは対照的
で合意前向きでしたが、結局は副皇太子が政治的声明を示した内容に、
従うことなったようです。
結局は、イランが増産しているなかで、サウジアラビヤが生産を自粛することは
できないという以前の構造のままです。
そしてもう一つの懸念材料は、ギリシャ問題です。
ギリシャ問題については、市場反応は鈍くなっていますが、ギリシャが
追加緊縮策の提案を受け入れるには程遠い相違が債権国側とあるという
事実が露呈しています。
中期的には、この問題は尾を引くと思われますが、短期的には、現状中国への
楽観論が台頭しているだけに、為替については、まだ調整的な動き終始する
とおもっております。
ドル円は短期的に、107円台まだ固そうです。
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