
一旦は落ち着いた?欧州国債の大暴落
よくこの時期にマーケットの波乱が起きますが、今年は、ドイツ国債
をはじめとした、欧州国債の大暴落でした。
ECBが大量の国債買入れをはじめて市場が安心しきっていたのか、今回の
大暴落は予想外の展開でした。
5月にはいってドイツ国債の10年の利回りは、一時期0.05%まで買われていたのが
昨日の朝はさらに0.78%まで売られる展開で、日本の休み明けにさらなる投げ売り
が出た展開となりました。
その後引けにかけては、ドイツ国債で0.60%、イタリアも2.03から1.76%に戻し
いわゆるこの長い下ひげをみると、一旦は落ち着いたように見えます。
同時にユーロドルも利食い売りに押されて引けており、やはり本日の雇用統計待ち
の状態となっています。
ユーロは下降局面のなかで、2月に付けた1.1500近辺が、エリオットでいえば
4波戻り高値だっただけに、中長期でみてこの辺りは強力なレジスタンスとなる
ところです。
本日雇用統計、時給の伸びが鍵を握りそうです。
キャンペーン中のFX業者??