ロバート・ミュラーが特別検査官に任命されたことでトランプ大統領の弾劾はあるのか?
2016年大統領選挙にロシア政府が影響を及ぼした疑い
を巡る特別検察官に、ロバート・ミュラー元FBI長官が
任命されました。
この発表はロッド・ローゼンスタイン司法副長官が行い、
発表文で「自らの権限を行使し、この件の責任を負う
特別検察官を任命することが公益になると判断した」
と述べました。
トランプ大統領の弾劾の可能性は
いわゆる賭け率からみると可能性は33%まで
上がっているようです。
これは、解任されたコミーFBI長官の議会での
証言にかかってきているようですが、仮に
コミー長官がメモにあったようなことを証言すれば
自らが報告しなかった法的責任を負うことにも
なります。
当面の考えられるシナリオは
特別検察官が任命されたことで、この調査待つ
ことが最も考えられるシナリオです。
この調査にかなりの時間がかかり、その間に
トランプ大統領共和党は今のマスコミ熱が冷める
ことを待ち、うやむやで終わらせるシナリオ
です。現状、共和党議員が大統領の弾劾に賛同
する可能性が極めて低いことから、今の状況
からさらに事実が進展しない限りは、トランプ大統領
の辞任も可能性は少ないと思われます。
結局は特別検察官に任命されたミュラー氏の手腕に
かかっており、その結果の対応に共和党がどの反応
するのかにかかっているようです。