ロシア選挙介入疑惑が大詰め、ムラー氏はグーグルの議会証言によって解明できるのか?
ここにきて、ロシアの大統領選挙介入に関わった
事実が、アルファベット会社を通して明らかになって
きました。
グーグルは、昨年の大統領選挙の際に、ロシア関連アカウント
が、グーグルのプラットホーム上で広告を展開していた
ことを明らかにしました。
グーグルが議会証言することを表明
グーグルは、ロシアが購入した広告の一部について、
議会調査委員会へ情報を提供する、と語っています。
これによって重要なことは、すでにライバル会社である
フェイスブックにとって大きな課題となっているこの
問題について、グーグルも内部調査を開始することは
ロシアの介入についてより多くの情報が出てくることが
考えられます。
共和党からも孤立しているトランプ
トランプ氏は、この週末にも、共和党上院の重鎮である
ボブ・コーカー氏と大げんかを繰り広げています。
彼によると、トランプ氏は第3次世界大戦に突き進もう
としている、と非難し、またティラーソン国務大臣も
辞任が秒読みとなっています。
トランプ氏と仕事していた要人がどんどん愛想つかして
離れていっている状況は、ロシア疑惑にトランプが関わって
いたことが判明すれば、かなりの確率で弾劾に追い込まれる
のではないか、と思うようなりました。
ムラー氏も諜報機関から情報収集
ムラー氏は、以前にトランプとロシアの関係を公表した
諜報機関から事情聴取し始めています。
トランプとロシアの大統領選挙介入疑惑の解明を外堀から
埋めてきている感もあります。
トランプが危険であるという認識が身内のなかでも
高まりつつあるなか、特別捜査官であるムラー氏も
時間との勝負になってきているようです。