ロシアとウクライナの停戦合意の内容は?~ユーロの反応は?
16時間超える長い話し合いのすえ、ウクライナとロシアは
停戦合意に至った、と昨日の夕方ニュースが流れました。
当然のように、市場は好意的に反応しているのですが、その
合意内容が、まだはっきりと表出てきていません。
表に出てきているのは、15日に停戦協定を発行するいったこと
だけです。
その合意した内容とは、ロシアの主張がある程度受け入れられている
とのこと。
プーチン大統領が記者団に語ったところによると、プロロシアの勢力が
支配地域の自治権拡大に向け措置をとることを言及しています。
今回の合意内容、お互いに都合のいい解釈と食い違いで、すんなりと
停戦につながるかまだ予断は許されないとおもわれます。
一つ言えることは、このミンスク合意が守らなかった場合、追加制裁と
アメリカの介入の口実を与えることになりそうです。
この合意を受けて、ユーロドルはショートカバーが入り、昨日指摘した
1.1350の抵抗線が、今は支持線に変わった短期的なチャートとなって
いるようです。
短期的なモメンタムは、まだ買いのコレクションを示唆しているようです。