ユーロ首脳会議が中止、ギリシャ救済合意には程遠い?
ユーロ圏財務相会議は11日、740億ユーロ(約10兆円)に上るギリシャ向けの
新たな支援策について協議したが結論が出ませんでした。
ギリシャ支援で合意できるかどうかはまだ不透明。
ユーロ圏財務相は12日午前に再度協議を行い、ギリシャが提案した経済改革や
予算削減を土台に新たな支援交渉を始めるべきかどうか議論が道半ばですが
そこで、ドイツからの衝撃的な提案があったようです。
それは、ドイツからギリシャの五年間の一時的なユーロ離脱を検討しているという
もの。
一方、欧州委員会、欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)は、ギリシャは今後3年で
740億ユーロ(約10兆円)の新たな支援が必要になるとの試算を示しました。これにはギリシャの銀行に
注入する250億ユーロが含まれていますが、この事実にドイツとフィンランドの財務相をはじめ多くの財務相
がひどく驚いた模様です。
このままだと、当初の最終リミットの日付となっていた12日での合意も難しくなっており、ドイツの
メルケル首相の肩に決断の行方がかかっている状態となっているようです。
メルケル首相がどう腹をくくって政治的判断をするのか、週明けが運命の分かれ道と
なりそうです。
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