
ユーロ圏Q2四半期GDPでみえるユーロが失速しているもう一つの理由~今週のユーロの見通しは
金曜日にユーロスタットが発表した、4-6月期のユーロ圏のGDPは、前期比で0.3%
年率換算で1.3%という予想を下回るものでした。
とくに悪かったのが、フランスでQ1が0.7%の上昇に対して、Q2はゼロと大きく失速する
結果となっています。↓
上記のグラフでわかるのは、スペインは前期の好調さを維持しているものの、フランス、イタリアは
すでに失速傾向にあるということです。
銀行の貸出、借入残高が増えてきたことにより、ユーロ圏の景気回復期待が強いですが、輸出主導のユーロ圏
にとって、中国の通貨切り下げは思いもよらない追い打ちになるのかもしれません。
今週のユーロドルの相場見通しとしては、先週1.11台後半を試したものの、失速して引けたことを
考えると、今週は1.10割れを試す展開となりそうです。
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