
ユーロ参加のによる痛みは非参加の3倍とのこと
ユーロ採用による貿易の恩恵よりかかる痛みは3倍との試算が出ました。
これはIMFが英国がユーロに参加していた場合を想定して試算したもの。
貿易の恩恵は長期にわたるもので、一方で金利上昇、または今回のように他の
ユーロ参加国のファイナンスコストを比べると、英国の選択は正解だった
と言えます。
ドイツは通貨安による貿易の恩恵を一番受けた国ではありますが、一方で
他のユーロ参加国の財政ファイナンスのリスクを背負った結果となっています。
ドイツはユーロ圏内で政治的決定権の強化をもたないかぎり、今後スペイン、イタリア
のファイナンスにかんしてまだ一山あいそうです。