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ユーロポンド相場2020年の見通しの焦点はスコットランド独立問題に移行する!?

2019年後半のFXは、ポンド相場が注目される

展開となりました。

2020年1月に欧州連合(EU)から離脱するという

ジョンソン英首相の公約は、今回のイギリス総選挙の

結果によって担保される結果となりました。

イギリス総選挙で与党保守党が大幅に過半数を超える

結果になったことは、ポンド相場にポジティブにもネガティブ

にも両方で反応しています。というのも、ジョンソン首相は

EU離脱をなにがなんでも1月31日をもって離脱するという

法案を議会に準備しているとの報道から、ポンド強気の相場

展開からここ最近一気に潮目が変わってきているからです。

そこで今回は、イギリス総選挙が終わり、2020年のポンド相場

の見通し、とくにポンドの動向を左右するユーロポンド相場

見通しをメインに調べてみたいと思います。

2020年ポンド相場影響与える要因は

今回、イギリスはジョンソン首相が大勝したことに

より政治的安定が2020年くると判断するのは甘すぎるかも

しれません。なぜならば、EUよりさらに長い歴史のある

連合を、分裂の危機に追い込むかもしれないからです。

それは、英国を司る、イングランド、スコットランド、

ウエールズ、北アイルランドという連合王国の解体

の危機です。

ジョンソン首相が荒技といもいえる、総選挙とまたEU離脱

を最優先させることによって、そもそも英国連合王国

に不満をもっているそれぞれの連合体に亀裂が入る可能性

が高まっています。これが、2020年のポンド相場を揺るがす

大きな要因になるかもしれません。

Vector highly detailed political map of The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland with regions and their capitals. All elements are separated in editable layers clearly labeled. EPS 10

スコットランド独立に向けて動く?

何世紀も独立を夢見てきたスコットランドの愛国者は、

英国のEU離脱を、自分たちが王国から離脱するための

絶好の理由となると考えています。地域政党スコットランド民族党

である(SNP)のスタージョン党首は近く、独立の是非を

問う住民投票の準備に乗り出すことを示唆しています。

SNPは、今回の英総選挙でスコットランドの59議席中、

80%に当たる47議席を獲得しているのです。

ということは、スコットランドの住民はEUの留まることを

ほぼ支持しているのです。そして2017年の前回選挙から

11議席を上積みしているという結果が今回の総選挙で

示されました。しかし、ジョンソン首相は再度の住民投票を

拒否しています。住民の55%が独立に反対した2014年の

住民投票で、この問題は解決したとの立場をとっています。

スコットランド独立は可能なのか。以下で検証する。 

スコットランド独立問題の再燃の可能性は

スコットランド独立派は、イングランドとは政治的に

分離しつつあり、ブレグジットは憲法上の合意を根本的に

変えると主張しています。

EUからの離脱を決めた2016年の国民投票では、

スコットランド全域で残留派が上回っています。

ブレグジットによる経済的ダメージが表面化すれば、

スコットランドのEU離脱反対派を勢いづかせる可能性

が高まっています。

スコットランドが法的に有効な住民投票を再び行うには、

英議会の認可が必要であるため、スコットランドの

スタージョン氏は14年の投票の根拠となった

スコットランド法30条に基づき、投票を合法と認めるよう

正式に議会に要請する方針を示しています。

そこで、政府との間で大きな溝ができています。

英政府はいかなる要請も拒否すると主張しています。

17年に同様の要請が提出された際も却下しています。 

自治政府の首都エディンバラでの議会設置を定めた

1998年スコットランド法のもとでは、英議会が

「スコットランドとイングランドの王国連合」

の物事を決めることになっています。

スコットランド独立の是非を問う住民投票は、

英議会が認可した場合のみ実施できると広く解釈され

ていますが、裁判で争われたことはなく、法曹界や

学者の中には、スコットランド議会には住民投票を

行う権限があると主張する憲法学者もいます。

スコットランド行政府のラッセル憲法相は、

「すべての選択肢がテーブルにある」と述べ、このことに

ついて裁判で争う可能性を示唆しています。

ということは、スコットランドがこの再度の国民投票の

可能性がなくなったことで、独立に向けて強行手段にでて

くる可能性も2020年は否定できないと思われます。

住民投票から強硬手段へ移行する

SNPのスタージョン党首は、どちらかといえば英国議会

との交渉を優先し、正当に認められた住民投票を通じて

のみ英国からの離脱を模索すると語っていました。

しかしスコットランドの独立派は、英議会の許可なしに

投票を実施するよう、圧力を強めています。

英議会の承認なくスコットランドが住民投票を行った場合、

北東部カタルーニャ自治州を巡ってスペインで起きたような

怒りと混乱に見舞われる可能性があります。

カタルーニャ自治政府が2017年に実施した投票に対し、

スペイン政府は違法だと主張し逮捕にまで至っています。

スタージョン党首のアドバイザーだったケビン・プリングル氏は

しかし、スペインのカタルーニャ地方の例と違って

サンデー・タイムズ紙で「ジョンソン政権がノーと言っても、

法的な手続きに則って進める合理的なケースはあり得る」と語られて

います。

ユーロポンドの2020年見通しは

このように、2020年のユーロポンド相場は、引き続き政治的

要因に左右される展開となりそうです。

そこでポイントとなるのは、まずは1月31日にイギリスが

合意なき離脱を免れるかどうかです。ジョンソン首相は強硬手段

でもEU離脱を達成すると語っているので、この合意内容が

まずは注目されると思われます。EU側も妥協するつもりは

なさそうなので、選挙前にジョンション首相がEU側と合意を取り付けた

内容でもっと強行派がいるイギリス議会が受け入れるかどうか

が注目されますが、一筋縄ではいかなさそうです。

そしてユーロポンドを左右するのは、イギリスがEUを離脱した

後の経済のファンダメンタルズです。すべてはここにかかって

いると思われますが、可能性としては、EU離脱による貿易面

またロンドンから海外拠点が離れていく現象は加速すると

思われます。その結果としてユーロポンドは、今年後半に続いた

ユーロポンドの下落の流れからユーロ買いポンド

売りの調整がくる可能性が高いとみています。

↓は週足のユーロポンドのチャートですが、

ユーロポンド下落のトレンドは強いですが、この1週間

のユーロ買いの陽線の強さが印象にのこり、ユーロポンド

の下落が底をついたような印象となる陽線が出ています。

 

まとめ

2020年のポンド相場の見通しについて、おもに政治的要因

から語ってきましたが、イギリスが2020年にEU離脱を果たした

後に、そもそもスコットランド独立問題をはじめ英連邦王国

の亀裂以前からくすぶっていてなか、この問題が再燃する可能性が

2020年高まることが予想されます。そしてその問題がどのくらい

高まるかどうかは、やはりEU離脱についての合意内容に関わって

おり、またどれくらいイギリス経済に影響を及ぼすか現実問題

がいよいよ横たわってきたときに再燃すると思われます。

その意味で2020年のポンド相場は不安定な動きが継続し、引き続き

注目の通貨となることが予想されます。

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