2018年のユーロドル見通しについて、衝撃的な

テクニカル分析が出ています。

ユーロドルの2018年の見通しは

ユーロドルは2017年に3年の下落から反転して現状対ドルで

10.88%の上昇となり、今年を終えようとしています。

一方でこれは、2003年以来で年間で最も上昇した通貨で

米系大手投資銀行のFXテクニカルチームによると

今後大きく上昇するはじまりとなる可能性があると

指摘しています。

今年ユーロドルの引け値が重要

このテクニカルチームは、今年年末にユーロがどこで引けるかに

とても注目しています。特に彼らは、1.1616に注目していて

引け値ベースでそこを上回ると、テクニカル的に「outside year」

を形成すると指摘しています。それがなにを意味しているのかといえば、

ユーロが前年の安値を下回った後に、前年の高値を越えて

引けることを意味します。

「outside year」の出現が起きると

このチームによると、outside year が起こることは稀なことで

1970年以降変動相場に移行して以来、3回しか出現していません。

3回とも翌年に反転して同じ方向の動きを示し、いずれも

平均して翌年に20%以上上昇しています。

昨年の高値である1.1616を今年の年末引け値ベースで越える

とこのフォーメーションの完成となります。

まとめ

このテクニカル分析はとても興味深く、相場が底を打った

時に示す強いシグナルです。

ファンダメンタルズ的にも、ユーロはこれから金融緩和解除

を行おうとしており、ドルのようにすでに利上げをフルに

織り込んでいる通貨よりも魅力的なような気がします。

FXで勝つためには、まずはわかりやすいトレンドが出ている

通貨ペアを選ぶことが大事です。

その意味では、2018年はユーロに焦点を当てると

勝率がぐんっと上がるような気がします。