
ユーロドルの週のMACDがブル転しようとしているが
ユーロドルの膠着状態が、続いています。3月16日に安値を
叩いて以降1ヶ月が経ちました。
一般的には、ユーロドルは、これだけのダウンチャンネルが昨年から
続いているわけですから、約1ヶ月の調整をこなせば、再びそのトレンドの
方向に動き始めるのが教科書どおりなのですが、ここで気になるのが
週MACDです。
ユーロドルの週のMACDがベア転したのが、昨年の3月ごろです。
そこからは、ショートを維持したまま、約1年以上が経ちました。
ところが、ここにきてそのMACDもブル転しようとしています。
この指標自体が、すぐにその方向性を示唆するものではありませんが、
中長期のポジションを維持する場合は、気をつけたほうがいい指標の
ひとつです。
そこで材料を考えてみますと、確かに量的緩和で、ドルとの金利差は維持される
可能性は高いですが、やはり大きな焦点となりそうなのが、ギリシャ問題
となりそうです。
このまま進展しないで、ギリシャがもしユーロ離脱ともなれば、ユーロの反応は
予想外の展開、すなわちユーロのショートカバーの展開となることも否めません。
この位置でのMACDのブル転が、2012年の6月、その時は1.20近辺から、約半年で
1.37台まで上昇していますので、すぐにではないにしろ、MACDからでは、中長期の
ショートは手仕舞ったほうがいいことを示唆しています。
先日、ドラギECB総裁が、”ユーロを売るのは無意味”と言った発言が現実を
帯びるかもしれません。
キャンペーン中のFX業者??