ユーロドルが損切りで400pipsの大暴落!年末にドル資金調達難発生か?
この年末クリスマスの朝、全て市場を通じて、人々は
掻き回しているような状況ではないにも関わらず、
機械トレーディングがその低い流動性を利用しているよう
でした。
ユーロドルが400pipsの大暴落
そんな薄い年末の休暇シーズンのなか、
アルゴリズムが参入して、ストップロスをハントし、ユーロドルは
400ポイントにも及ぶクラッシュとなり、11月7日につけた安値
まで暴落しました。
市場が大暴れして価格を戻した後は、安定を取り戻したようですが
年末にかけて市場の不安定さを象徴する出来事になりました。
年末越えのドル資金調達難発生?
さらに、再度ドルの流動性に圧力がかかったようです。
特に日本時間の市場で、ドル円のフォワードディスカウント
ポイントが0.04から0.23へと急騰したのです。
ブルムバーグによると、円を先日付で買うためのディスカウント
ポイントは急激に広まった。なぜならば、年越え資金でに典型的に
ドルを手前で買って先日付でドルを売るオペレーションをする
米国以外の銀行が、年末越えのためのドル資金確保のために
這い回ったためのようです。
まとめ
市場が薄いと何がおこるかわかりません。
今回のユーロドルはアルゴリズムの機械の仕業であることに
は間違いなさそうですが、損切りオーダーを置きっ放し
にしていた人々は一網打尽となってしまったようです。
FXの鉄則としては、薄い市場の場合は、ポジションを
手仕舞っておいて、安易なポジションを残さないように
することも大事であることが、今回のことで痛感させられ
ます。また年末越えのドルの調達コストが上がっていること
も頭の隅において、年内の取引は特に慎重にしたほうが
よさそう