ユーロは雇用統計では判断がつかなかったが、株価は下降トレンドにより押し目買い!
9月のもっとも大きなイベントといえば、今月中旬に開かれるFOMC,そしてその最も大きな
判断材料となるのが昨日の雇用統計でした。↓
結果は、9月の利上げ開始にむけて判断が難しい内容でした。
8月からの世界的な株価の動乱がなければ、この数字で9月の利上げ開始のシナリオが
できていたようですが、今回お雇用者数の増加173Kの増加は、利上げ開始をためらっている
メンバーからすれば、もう少し様子を見るべきとの意見を強くする内容のひとつです。
ユーロの為替の参加者は、前日のECBのさらなる量的緩和示唆と利上げをはじめようとする
FRBとのギャップからユーロ売りに傾いている傾向が強いですが、昨日のユーロの動きをみれば
日中の動きもどちらかといえば株価の動きに比例して動いているようでした。
当面のユーロの動きはアメリカが利上げを開始するかどうかでなく、それにより株価がどう動くか
にかかってそうです。
今週のユーロの動きはドラギ発言でユーロ安になったものの、一方で1.10台の底固さも確認する
ものでした。当面のレンジとして1.10-1.15とユーロの押し目買いスタンスを維持する理由として
世界の株価は下値トレンドの局面にはいった可能性が高くなっているからです。
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