ユーロは一旦上値ターゲットに達したように見えるが依然として支持線を維持。
昨日のユーロドルは、最近の上昇トレンドにのって、1.15台を付け、
9月18日の高値を一時的に超えました。しかし、そこから急激な戻り売り
にあい、結局ユーロは1.13台で引ける展開に、この上髭の長さから
考えると、ユーロは一旦はピークを打ったとの見方が強まります。
この背景には、ECB理事のノボトニーの追加緩和示唆発言や、米国のCPIが
予想よりも上昇していこと、昨日の売りのきっかけになったようですが、ユーロドル
だけではなく、ドル指数全体でも、依然として、テクニカル的にはドルベアーを示唆している
状況が続いています。
ユーロドルは、10月にはいってからの上昇トレンドの支持線が、現在1.1320近辺にあり
この辺りをベースに引き続き底固い展開が続く可能性をドル指数のチャートから
予想します。